釜石にて・・・

5月4、5日と岩手県釜石にてワークショップを行った。

何故か車で行ったので、片道7時間もかかり、外国行くのか?ぐらいの時間がかかった。

「被災地を支援に行こう!!自分にも何か出来ることが・・・」みたいな不純な動機ではなく、

そのワークショップの主催チームの人に興味があったのと、被災地を実際見てみたいだけで行ったという

非常に健全な動機で行った。

被災地では、活動チームのテンションと被災地の人のテンションが違うし

「被災して家や仕事を失った人」と、

「被災地支援と言って現地に入っていて、実生活で仕事も家もある人」

とは完全な隔たりがあって、被災地支援で現地でモノを配っている人や

人の話を聞こうとかの腕章をしている傲慢な人の姿が余りにも皮肉で、

コントみたいだった。

今回、収穫だったのは神戸から来ている3人に知り合ったこと。

単独で活動している、音楽やっている人と、ジャグリングやっている人と

NPOかなんかの人。単純に面白かったし、阪神淡路の震災生存者で

当事者性から見て、圧倒的に現地にいていい人のような気がした。

現地で今必要なのは、「現地に来てくれる労働力」みたいなものではなくて、

人の生活のためや建物を建てるための資金とか、

現地で被災して仕事を失った人が従事する仕事の創出だと思った。

仕事。1つ考えたのは、ボランティアツアーを考えた。現地の人が被害のひどい場所を案内し

震災を語れる人を探して、ボランティアに話を聞いてもらう時間を作り、

瓦礫を右から左に動かしてもらう作業を入れるというパッケージツアー。

震災を語る人には講師代、ツアーの企画や運営などを地元の人に行ってもらう。

広告は被災地に入っている人間の種別を独自にマーケティングするか、または行政から

ボランティア参加者の情報をもらい、そこにインターネットベースで案内を出す。

後は、瓦礫の廃材みたいなので、オブジェとかを地元のアーティストに作ってもらって売るみたいな。

結構、いいアイデアだと思うんだけどなー。ボランティアツアーだと違和感が生まれるかもなんで

被災地支援という名前のがいいな♪♪