自分の加害性

 最近、自分の加害性というか、容量の少なさについて自覚すると言うか、思い知らされることが多い。

基本的に、他人には寛容というか、あまり関心がないので、

キャパが広い方だとおもっていたが、違ったみてーです。

 仕事で「それって今やらなくてもいーんじゃない?」とか、「こっちの方が効率いいんじゃない?」

とか「そんなに買い物で悩むのか?」とかで、めんどいなーとか、ちょっとイラっとか

するもんね。

 あと、「文化で社会変革」とかのシンポジウムに行った時、「なんてしょーもない考えだ」とか

芸術信者に対してや、アーティストに対して、なんか軽視とかひどい眼差し向けてるのな。


だって!!全く勉強していないのに、アートの力で地域活性化とか、多様なネットワークとか、

プロセスが大事だ。とか、コミュニティとか。

んな事言ってんじゃねー!!学芸員もアーティストも。

センセーショナルな表現とか、現代美術は自由だ。とか、もっと社会とアートを勉強しろよ!!

とか思っちゃうのね。



 はぁ。傲慢で。狭い。懺悔します。単純に面白いものを見つけます。

参加のノリ・シロ

 職場やボランティアやその他の活動で、参画ができる「隙間」の重要性を考える。

よーは、ボランティアとかが入れる、ノリシロってやつ。

それは、参加者が離れていくのを防ぐ事でもあるし、公共の空間を創ることの必須事項でもある。

人には、居場所と役割が必要らしい。


 ただ、言うわ易くなんとやら、で参加の隙間を創る事は本当に非常にとても難しい。

なぜなら、そこにはリスクが生じるし、テクニックが必要だから。

ただ、やらなければ出来ないし、衰退していくだけ。

学ぶ場所や機会はたくさんあると思った。

増税と消費

増税」というものが、政治の争点の一つとなっていて、いろんなとこで目にする。社会システムというのは、みんなの相違で決めるべきだと思うから、そーいうものがメディアによって露出して、いろんな人がいろんな事を言うのはいいと思う。メディアに支配されてんのは、ダメだけど・・・。

話戻すが、で、今回は思いついたから「増税」から経済を考える。

JMMのメルマガで、増税しても財政再建が出来ないという話題があって、その話の中で名目成長率を3〜4%としなくては、増税しても財政再建は無理という書き込みがあった。で、どーやって名目成長率をあげるかというと、日本経済の現状を変えなくてはならないという話があって、日本経済の現状のデフレの解消が必要で、デフレの解消には、需要の喚起や民間企業への投資などが必要という話があった。


これは、結構その通りっぽくて、社会保障の財源や日本の財政再建のための財源として、税金をあげる。で、なんで財源がないというと経済が回っていないからだ。で、なんで経済が回ってないというと、消費が減退しているという事で、なので財政再建社会保障の財源を確保するためには、デフレを解消すべき。というのは、理にかなっているような気がする。


ただ、壁はあって、日本の現状では、モノ・サービスなどの商品よりも、貨幣というものが実質的に価値がある。というか現在進行形で価値が上昇している。と。ここで、じゃー、貨幣価値を下げたらいーんじゃない。と乱暴な僕は考える。方法としては、1「税」と2「安心」と3「地元への還元」という3つの軸で考えた。


1「税」としては、貨幣の所有に関するコストを増加させることがあると思う。これは、過去の労働や資産運用に対して支払われた富を長期に渡り独占するのはよくないなー。という事で、相続税のアップや貨幣の量に合わせて税金を取るとか、まあ消費税とかも含まれる。ただ、消費税とかは高級なものには高く税金を、生活必需品に関しては安くとか考える必要があるかもだけど・・・。
これに対する問題は、タックスヘイブンなどのような、租税回避の問題だと思う。まあ、これはモラルの観点とか、ライフスタイルの提示で、選択することだと思う。

2「安心」に関しては、将来の不安などから、モノ・サービスよりも貨幣価値があがっているからかなと思った。なので、将来への不安をなくすために、ベーシックインカムの導入やコミュニティの強化など社会保障や社会資本の拡充を考える。

3「地元への還元」というのは、高齢化社会になり、年金や貯金を多く持ち、地方にいる人間が増えた。そのような人が地元へ資産を還元するような社会の構築が、貨幣価値を相対的に下げることになると思う。また、地域でお金を使う。という事がライフスタイルとして定着すると、独占的に富が集中することが避けられる。


なーんで、こんな事を書いたのか。それは、不満なんだろうなー。

八日目の蝉

昨日は、久しぶりに映画を観た。

「八日目の蝉」

あのね。泣けましたよね。年取ったからか?


永作博美がとんでもなく上手だったし、風景の位置とか

光とか、映像のカットが綺麗でした。

この映画のストーリー上、カットが非常に重要で、必然なんだが。


意外だったのは、井上真央がなかなか綺麗でした。

あの、雑に生きている感じのカットが凄く美人に見えました。

女性は、生活感と予測不可能性と、消費というのが美しさのキーワードだと思う。


また、映画観たくなりました。

いい映画でした。

現代の夢

 野田首相のブログで、「バブル崩壊後の日本人は、今日より明日がよくなるという思いを持てない状況が

続いている。どういう夢があるというと、正社員になり、結婚するという事である。そうではなくて、

日本のため、世界のために頑張ろうという人が増える環境を作るために、今は何をすべきか考えよう」

というものがあった。

 確かに、自分の周りでも正社員になり、結婚したい。という男女がいて、それが夢となっているのかも

しれない。

 まあ、結論から言うと、別にそんな夢でもいーんじゃない。と思う。

日本が経済・技術・デザイン・思想など、世界レベルで置いていかれるという話もあるけど、

それは、まあ、たぶん出来のいいやつがやる事になるし、

 問題は、「夢」とか「出来のよさ」に該当しない、普通以下の能力や運の持ち主が絶望して死なないように

することだと思う。

 でも、それって、目標とする、馬で言うところのにんじんにあたる「夢」の置き換えではなくて、

生きる方法というか、なんかもっと漠然としたものだと思う。

 友人の中にも夢がなくて焦るとかいっている人もいるし。

みんなが夢を持つのは別にいいけど。「持たなきゃ不安」という状態も健全ではない。

まあ、首相のブログでこんな曖昧な事書いているのは、ヒジョーに好感が持てた。

ベーシック・インカム

なんか昨日、あるNPOの事務所で主婦にお手伝いしていただいて、

作ったシチューを路上生活者に配っていた。

 もの凄く寒い日で、こんな日に外で寝るということは基本的人権

保障がされていない証明だと思う。

炊き出しみたいなものは、個人的に迷いが生じるから、出来るだけ近づか

なかったんだけど、昨日はたまたま知り合いの活動なので手伝った。



そーゆう中で、1年前ぐらいに興味持っていた、ベーシックインカム

を思い出した。

自分が持っている知識は、フィリップ・ヴァンパレイスの『ベーシック

インカムの哲学』と、ベーシックインカムを考える会?のセミナーだけど・・・。

しかも、ベーシックインカムの哲学も100%理解しているわけじゃない

んだけども・・・。


ベーシックインカムで自分が理解している内容としては、まあ日本で言うと、

国民全員(個人、子どもも1人としてカウント)に月10万円ぐらいを

無条件(労働の有無や資格などを無視して)に支給するっつーものです。

これには、働いていてサラリーがある人間も対象となっているところがポイ

ントだと思う。要は無条件交付って事。

これには、哲学的なメリットと現実的に実行に移した時に発生するメリットなど

があるから、全員に配る。



農業や原発労働市場でも感じたんだけど、現在の生産性は余剰が出るぐらい

生産されている。

食糧は適正な分配が行われれば、世界の人々も食べれる量があるし(これは、持続可能な

生産性という事ではなく、現在の食糧生産によるもの)

適正なエネルギー使用で自然エネルギーを利用をすれば、原発分はまかなえるって

話があるし

失業者がいるっつー事は、労働量が過剰なので、今の生産量分なら労働者は余って

いるということ。



で、原因というのは、ある特定の地位にいる人間が偏った富の分配を受けている事だと思う。

生産に関して、どうしてその人がそれを生産できるのか?とか

どうして、その人がそれの生産を決定できるのか?

どうして、その生産の方法で生産できるのか?

っていう事が適正ではない限り、それは不平等であるし、

同時に、その生産されたモノに対しての報酬が、他の人間の富の分を得ていいのか?

という分配の話がある。




公共財とか、世代間格差とか、家庭内の教育レベルの問題とか、持続可能性とか、

分配に関する関数としては他にたくさんあるけど、分配と生産という話で、かなり

シンプルに考えると、表面的にはこんなもんだと思う。



だから、あたしはベーシックインカム賛成派です。

あー、思いつきで文を書くとめちゃくちゃになるな。

まあ、いっか。日記だし。

ぼちぼちワイン道part4,5

んー。なんか、更新が怪しくなってきた。実際抜けているし。

まー。気づいた時だけ、書くという感じで。

4本目、los portnes de san francisco チリワイン カベルネソーヴィニヨン?

バラ5本いりで4500円だから、900円〜1200円ぐらい。

なんかねー。高級な感じでした。香りがあるし。フルーティだし。

うん。なんか、ふつーに美味しかった。



5本目、VINA MAIPO? チリワイン カベルネソーヴィニヨン/メルロー

600円〜700円ぐらい。

うん。これねー。少し味が薄めだけど、価格的にはよいと思います。

ふつーに飲めるので、あんまし味を追求しない、私のような雑食系にはよいかも。

ただ、悪酔いしそうな予感の味。