ベーシック・インカム

なんか昨日、あるNPOの事務所で主婦にお手伝いしていただいて、

作ったシチューを路上生活者に配っていた。

 もの凄く寒い日で、こんな日に外で寝るということは基本的人権

保障がされていない証明だと思う。

炊き出しみたいなものは、個人的に迷いが生じるから、出来るだけ近づか

なかったんだけど、昨日はたまたま知り合いの活動なので手伝った。



そーゆう中で、1年前ぐらいに興味持っていた、ベーシックインカム

を思い出した。

自分が持っている知識は、フィリップ・ヴァンパレイスの『ベーシック

インカムの哲学』と、ベーシックインカムを考える会?のセミナーだけど・・・。

しかも、ベーシックインカムの哲学も100%理解しているわけじゃない

んだけども・・・。


ベーシックインカムで自分が理解している内容としては、まあ日本で言うと、

国民全員(個人、子どもも1人としてカウント)に月10万円ぐらいを

無条件(労働の有無や資格などを無視して)に支給するっつーものです。

これには、働いていてサラリーがある人間も対象となっているところがポイ

ントだと思う。要は無条件交付って事。

これには、哲学的なメリットと現実的に実行に移した時に発生するメリットなど

があるから、全員に配る。



農業や原発労働市場でも感じたんだけど、現在の生産性は余剰が出るぐらい

生産されている。

食糧は適正な分配が行われれば、世界の人々も食べれる量があるし(これは、持続可能な

生産性という事ではなく、現在の食糧生産によるもの)

適正なエネルギー使用で自然エネルギーを利用をすれば、原発分はまかなえるって

話があるし

失業者がいるっつー事は、労働量が過剰なので、今の生産量分なら労働者は余って

いるということ。



で、原因というのは、ある特定の地位にいる人間が偏った富の分配を受けている事だと思う。

生産に関して、どうしてその人がそれを生産できるのか?とか

どうして、その人がそれの生産を決定できるのか?

どうして、その生産の方法で生産できるのか?

っていう事が適正ではない限り、それは不平等であるし、

同時に、その生産されたモノに対しての報酬が、他の人間の富の分を得ていいのか?

という分配の話がある。




公共財とか、世代間格差とか、家庭内の教育レベルの問題とか、持続可能性とか、

分配に関する関数としては他にたくさんあるけど、分配と生産という話で、かなり

シンプルに考えると、表面的にはこんなもんだと思う。



だから、あたしはベーシックインカム賛成派です。

あー、思いつきで文を書くとめちゃくちゃになるな。

まあ、いっか。日記だし。